「アーコサンティへの回帰」
ミュウミュウ2018年春夏広告キャンペーン

「社会的行為は実験によって育まれる」と言われています。これは概念的建築家、パオロ・ソレリが(Paolo Soler)が提唱した、1970年代にアリゾナ州中部に建設されたアーコサンティ(Arcosanti)と呼ばれる実験未来都市のコンセプトです。以来、同都市は絶えず進化を続けています。アーコサンティでソレリが目指したのは、建築とエコロジーの組み合わせである「アーコロジー(Arcology)」という考えでした。この街は、人間が土地に与える影響を再評価するための場所として、進歩と荒廃が表裏一体となって今日も存在しています。

最新のミュウミュウ・キャンペーンでは、若者の心が集う場所としてこのアーコサンティを舞台に選びました。ミウッチャ・プラダのミュウミュウ2018年春夏コレクションを飾るモデルは、エル・ファニングをはじめ、アドウォア・アボア、オリビア・アナクウェ、エディ・キャンベル、オーミ・ジャンメ、フェイス・リンチ、リアンヌ・フォン・ロンパイ、キャメロン・ラッセルです。

「アーコロジー」をテーマに、再び写真家アラスデア・マクレランのレンズを通して、アーコサンティのある種の空想的世界を共有するファッションを、ミュウミュウの最新コレクションとしてお届けします。

古典的なワークウェアのシルエットにフローラルパターンやチェック柄のレイヤーを用いて、未来的なコミュニティの簡素さと秘められた切なさを表現しています。
壮大なコンクリートの街並みとは対照的に、しなやかな素材には宝石やウィッカー、皮革、レースなどが、砂の中から発見された宝物のようにアクセントとしてほどこされています。